
依田塾で子供たちの碁を見ているのも楽しいものです。
あまりにひどい手を打っているのを見たときはその場で指摘します。
小学6年生の女の子のYちゃんは、相手の打った石の近くしか見ていませんでしたが、
僕が「打つ前に碁盤を灯台のように一回りみてから、一番大きいと思う場所に打つようにしようよ」と言ったところ、
その後僕が横に立って見ていたら、そのことを思い出したのか、Yちゃんは打とうとしていた手をいったん置いて、5秒ほど盤面を見渡して、一番大きな場所を2ヶ所たて続けに打ちました。
僕は「これを習慣にするんだよ」と言ったらYちゃんはうなずいていました。
Yちゃんは元々素直な碁で、形と筋が良いですから、盤面を見てから打つ習慣をつければ、立派な有段者になると思います。
Yちゃんの妹で小学4年生のMちゃんはYちゃんに7子くらいの棋力ですが、身ダメを詰める癖があります。
これさえ無くなれば、すぐに5子くらい上達すると思います。筋はいいですからね。
「二段バネを覚えて初段」と格言で言われますが、昨日もMちゃんは二段バネから、相手の応手に対して筋に石を運んで、 見ていたギャラリーも「おおー!」と歓声が上がりましたが、
その後、Mちゃんは相手の石をユルミシチョウで追いかけたら、自分の石がダメつまりになっていることに気がつかなくて、逆に取られていました。
見ていて本当に楽しいですね。
でもこれだけの手筋を連続して繰り出すあたりは、Mちゃんも並の級位者ではないと思いますよ。
この姉妹は毎週お母さんと日曜の塾長講義に来てくれていますが、3人とも素直な性格で熱心ですから近いうちに有段者になれると思います。
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