
昨日は、手筋と手の読みについて、子供たちに講義をしました。
僕は子供たちに、「手筋のパターンというのは、そんなにたくさんあるわけではないんだよ。ただし、先生が出している問題と同じ形で実戦に出てくるわけではないから、手筋のパターンをマスターして、応用するということが大事なんだよ。」と話しました。
僕は一本道で、要石を取る問題を出題して、
「先生にとって、こういうのは、手を読むとは言わないんだよ。見ている、見えてしまっている、ということなんだよ。映像のように、見えちゃうんだから、仕方がないと言う事なんだ。読むつもりがなくても、見えてしまうというようになって本物なんだよ。だから君たちも、これくらいの問題は、読んでいません、見ているだけです。と言うようになってくれると先生も、うれしいんだけどな。さあ、この問題が見える人」
と僕が言ったら、最初に手を挙げたのは 、たくさんの有段者の子がいる中で、依田塾10級のK君でした。
K君は20手近い一本道の問題をスラスラと答えました。 まぐれではなく、他の問題も同じようにK君は答えていました。
僕は棋力の低い子を回数多く当てることにしていますが、それはどうしてかと、申し上げれば、棋力の低い子が、答えているのを見ると、発奮するのか、それまで理解していなかった上級者の子でも、間違いなく理解するようになるからです。
それにしても、一本道とは言え、20手近くが見えている10級とは驚きですね。
僕はK君に、「もう少し頑張れば、有段者になれるよ。」 と言っていますが、何かのきっかけがあればK君はすぐに有段者になると思います。
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