手筋と俗筋と勝手読み

  • 2010年4月21日(水) 11:16 JST
塾長の言いたい放題 僕は誰でも600時間で才能に関係なくそれだけの時間をかければ、初段になると思います。

F子先生は1000局打てば初段になれると言われていたらしい。

でも世の中には10000万局打っても初段になれない人もいます。

なぜでしょうか?

それは、筋の悪い者同士でしか打たない場合です。

棋力が向上したいという気持ちを持っている人は誰でも初段になれますが、ただ打っているだけで楽しいという人は何十年やっても初段になれない人が中にはいます。

棋力向上のためには、正しい手筋と正しい碁の考えかたを学ばなくてはなりません。

正しい手筋を学ぶとは、美しい姿を知るということです。

石を働かせて効率のいい打ち方を知るということです。

手筋の反対は俗筋と言います。俗筋とは人間の本能なのです。だから手筋を知らないと俗筋のまんまなのです。

だいたい、碁は二手続けて打つことが出来れば最高の手というような手は悪い手のことの方が多いです。

そういう願望が俗筋を打たせるのではないかと僕は考えています。

勝手読みというのもあります。

碁で「手を読む」とはどういうことかと言えば、自分と相手の最善と思われる手を想定して考えるということです。

自分の都合のいいように相手の手を想定するのは「読み」とはいいません。

これを実生活に置き換えて言えば、自分にとって一番厳しい事態を想定して、対処できるように対策を考えて置くということになるでしょうか。

僕も、実生活になると、俗筋も打つし、勝手読みをしていると思いますけど。

俗筋や勝手読みのような人間の本能を抑えられるように、人間は教育や学習が必要なのかもしれませんね。
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