毎日がエイプリルフール

  • 2010年4月 3日(土) 14:54 JST
塾長の言いたい放題

 みなさんエイプリルフールは何かウソはつきましたか?

 僕は「黄昏瓦版」に見事にひっかかりました(詳しくはこちら)。

 囲碁界には面白い人がたくさんいますが、今日は「毎日がエイプリルフール」と言うべき僕の大好きな25世本因坊の趙治勲先生の話を紹介したいと思います。

趙先生とはこの間の北京の行きと帰りの飛行機の中でもずうっと話をしていました。趙先生と話していると3時間の飛行時間がとても短く感じるのがありがたいです。

趙先生のギャグはいつも冴えていて頭の回転が早いと思います。

北京についたら、僕の20年来の友人の日本語の通訳で、中国棋院のプロ棋士5段の王宜さんが迎えに来てくれました。王さんが、「中国でなにか希望がありますか?」と言ったら、趙先生はノータイムで、「王さんとデートがしたい」と答えました。(王さんは男)

 趙先生は一事が万事こんな感じです。

 中国棋院の招待でみんなで食事をしているときに、僕は趙先生が10年ほど昔に言ったことを話題にしました。

 「趙先生は本因坊を10連覇したら偉大な大竹英雄先生と林海峰先生の竹林にあやかって「本因坊ちんちくりん」を名乗ると言っていたのに、どうしてやめたのですか?」と趙先生に聞きました。趙先生は「まさか10連覇するとは思わなかったから」と答えました。

 僕が、「それでは今度本因坊を取ったら、名乗りますか?」と言ったら、趙先生は「必ずやる」と答えます。

 僕が「やらなかったら腹を切りますか?」と追求すると、趙先生は「切ります。腹の皮を切ります。でも思わず深く切りそうなのが怖い。僕は昔から時代劇を見て思っていたんだよね。赤穂浪士も腹の皮を切れば死なずにすんだのに。」

 僕も本気で聞いていたわけではなくて、趙先生がどう答えるか楽しみだから聞いてみたわけです。

 趙先生は昔辛いことがあると、藤山寛美の喜劇を見に行ったそうです。

 棋士にならなければ、喜劇役者になりたかったと言っておられました。

 世界戦で趙先生はベスト8に残りました。優勝していただきたいと思います。

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