
僕は子供たちを宝だと思っています。
その理由は無限の可能性があるからです。
僕は小学4年で碁を覚えました。3ヶ月でアマ初段になり、半年で4段の父を追い抜きました。
このころは、毎日学校が終わると家に帰らず碁会所に直行していました。
毎週一級ずつ上がることも珍しくありませんでした。
どうしてこれほど碁にのめりこんだのかと言えば、大人から褒められるのがうれしかったからです。
僕はそれまで学校では劣等生だったので褒められたことがほとんどありませんでした。
僕は何か好きなことを見つけて一生懸命努力すれば誰でもかなりのところまで行くと思っていますが、それでも同じ位の努力をした人でも差がつくものなのです。
どこで差がつくのか?と言えば僕は信念の差だと思っています。
劣等生だった僕にとって碁が強くなることが唯一の存在意義を確立する手段だったのです。
要するに努力をするにも、必ず自分は強くなる、強くならなくてはならない、と思ってするのと、あいまいな意識でするのとは、効果が違うということです。
そういう意味では、劣等生だったことは僕にとって幸運だったと思います。
1年後の小学5年の時にプロを目指すために東京に出て、日本棋院の院生になりました。14歳の中学2年の時にプロ初段となって今に至っているわけですが、レベルの差はあっても、30年以上同じような作業をしているのかも知れませんね。
今日は依田塾の子供たちのために、初級、中級、上級、有段、高段、のレベルに分けて問題のストックを作りました。
とりあえず依田塾の子供は全員初段以上にしたいですね。
必ず子供たちが社会に出たときに役に立つと思います。
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